倉庫管理のミスの防止策を考えてみる|LOGI'Q

2022.10.6

皆さんこんにちは!

本日は、起こるほとんどが人的ミスとされる「倉庫管理においてのご出荷事故」についてです。

倉庫管理業務 エラーへの心得

近年、EC事業の拡大でネット通販で業績を伸ばしている企業が増えていることで、物流品質(正確さ・スピード・コスト)を高めるための努力が必要となっています。その一方で、物流の現場は人手に頼る作業が多いこともあり、業態の実態を正確に把握し改善していくことが難しいいことが課題です。

たくさんの人が関わりながらたくさんの作業を正確にこなさないといけない倉庫作業ではいくら想像で考えても根本的な解決にはつながることは少ないので、ぜひ困っている問題についてはしっかり実際に相談してみることが必須です◎

避けては通れないヒューマンエラー

人的作業がほとんどを占めている物流現場で誤出荷事故が起きる根本的な理由が「ヒューマンエラー」です。

人間が作業している以上、エラーが起こってしまうことは仕方がないことですので、どのような対策をとるかが重要になります。

しかし、ここで「作業員がミスをしないようにどのような対策をとるか」だけを考えては誤出荷はなくなりません。むしろ、いくら注意をしても誤出荷事故は起きてしまうことと認識しておくことがさらに重要なことといえるでしょう。

●ヒューマンエラーが起きやすい箇所はなるべく間違いにくい工夫をする
●万が一、ミスが生じても事故を食い止める仕組みをつくる

 

さらに、ヒューマンエラーが起こりやすい弱点箇所を予測し、起こってしまった時に甚大な事故につながる箇所も加えて予測することも大切にするとよりよいはず◎

ヒューマンエラーの2大発生原因

倉庫作業において、ヒューマンエラーが起こる原因はおもに「誤ピッキング」「出荷時の伝票誤貼付」の2つが多くの割合を占めているとわかっています。

誤ピッキング

誤ピッキングとは違う商品や違う数量をピッキングしてしまう事故のことです。

なかでも圧倒的に多いのが数量間違いです。品番を確認するまではよいものの、数量を確認し棚から商品を取り出す際に「1」とるところを「2」とってしまったりするケースが多いとされています。また、年中通して「1」しか出荷指示がかからない商品であっても、稀に注文数が変更されることがあります。そのとき、作業員は過去の出荷指示の傾向から「1」と思い込み、ピッキングを行ってしまうことも多いのです。

この場合に大切なのは数字のイレギュラーな変更は見落としやすいということを事前に予測しておくこと。

 

たとえば・・・イレギュラーな数字の変更があった場合は、サイズを大きくしたり色を変えたりするなど、いかに思い込み状態を解除するかがポイントです!

出荷時の伝票誤貼付

ピッキングリストと送り状をセットしてから現場に出すことができれば、貼り間違いは物理的に発生することはありませんが、複数商品を同梱したりする場合、伝票類と出荷した商品の突合せ作業をせざるを得ないケースがあります。

この場合、リストと送り状があべこべになってしまうミスをいかにして防ぐかということになります。誤貼付が起こってしまう原因は、要領よく作業をこなそうとしてしまいがちになってしまうことで確認が疎かになってしまったり、流れ作業になってしまうことにあります。

そうならないためには、自身の意識をしっかり保ち周囲の環境も含めて整えていくことをわすれないようにしましょう

このように、現場をよくみてヒアリングをし起こりうるヒューマンエラーと事故リスクを徹底検証していくことが必要不可欠です○

最後に

いかがだったでしょうか!

仕事をするうえで避けては通れない「ミス」ですが、重要なのはミスをしてしまったときにどう対処するのかです。

今回の記事を読み、ミスを成長につなげていくことの参考にしていただければと思います!

次回の更新もお楽しみに♪

 


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