物流倉庫 仕組みと仕事の流れ|LOGI'Q
みなさんこんにちは!
みなさんは、「物流倉庫」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
倉庫というとモノを保管する場所というイメージがあるかと思いますが、物流倉庫はモノの保管だけではない物流に深くかかわる役割がある施設です。
本日はそんな物流倉庫について、役割やお仕事内容など詳しくご紹介します!
物流倉庫とは?
物流倉庫とは、モノをは関するだけにとどまらない、様々な役割や機能で物流に関わっている倉庫です。
従来の倉庫は「保管型倉庫」物流倉庫は「流通型倉庫」と言い換えるとわかりやすいかもしれません!つまり、物流倉庫はモノを保管するだけでなく、検品・仕分け・梱包・配送などの物流機能も備えている倉庫なんです。
また物流センターの進化系として、物流倉庫の諸機能のうちの保管の比重を小さくしほかの諸機能をより大きくした施設として物流センターがあります。
物品を届けるにあたって起こる、様々な工程に対応できる工場のような施設になっているため、物品の保管はあくまでもたくさんの中の工程の中の1つです。
物流倉庫のお仕事
LOGI'Q 求人サイトに掲載中のお仕事も要チェック!
【ピッキング/梱包】ファンケル倉庫でのピッキング梱包作業 | LOGI'Q (workpod.jp)
【出荷検査】キヤノン商品の出荷検査作業 | LOGI'Q (workpod.jp)
【流通加工】飲料品箱詰めやおまけ付けのお仕事 | LOGI'Q (workpod.jp)
入荷検品
入荷した物品の状態や数量を確認し、汚れや破損がないかや製造年月日や消費・賞味期限をかくにんします。
入荷検品はミスが起こりやすい作業なので、ペアになり声出しや指差し、目視やシステムの利用などを使いながら行います。
保管
物流倉庫において最も重要な業務である保管業務ですが、単に物品を格納しておくだけではなく、出荷頻度や関連性、適切な配置管理を行い、迅速に効率よくピックアップできるようにしておく必要があります。
ピッキング
出荷指示に従って、商品を保管場所から出荷場所へ集めます。
物流倉庫では摘み取り方式・種まき方式と2種類の方法で作業が行われています。
摘み取り方式…発送先ごとに商品をピッキングして出荷する方法(発送先や商品の種類が多い場合に用いる)
種まき方式…複数の発送先商品をまとめてピッキングし、後で仕分ける方法(仕分ける工程は増えるが、倉庫内での移動時間を短縮できる)
仕分け
ピッキングした商品を発送先ごとに仕分けます。
違う発送先に商品を振り分けてしまうと大きなトラブルに発展する為、実際に作業をする際はハンディターミナルを使用し細心の注意を払いながら仕分けていく方法が一般的です。
流通加工
流通加工とは、商品の利便性を高め付加価値をつけるために行われる加工のことです。
一般的には、商品の箱詰め・詰め合わせ・値札付け・シール貼り・リボン掛けなどが行われることが多いです。
また、素材のカッティングやパソコンの組み立てなどのサービスも、流通加工として物流倉庫で行われる場合があるようです。
近年はネット通販が増加していることもあり、このように付帯サービスとして製品の仕上げ作業を行える倉庫業者は非常に重宝されます。
出荷検品
出荷する品目・数量が正しくセットされているかどうかを確認します。
そのほかに、食品などはとくに「先入れ・先出し法」をしっかり守ることで、品質劣化を防ぎながら、出荷を行います。
品目や個数、送り状を間違えてしまったりすると、クライアントからの信用低下に直結しユーザーからはクレームが返ってきます。
そのようなことを防ぐために、ご出荷がないよう細心の注意を払うことが重要です。
梱包
梱包作業では品物が変形・破損しないように細心の注意を払いながら行います。
品物の形状に応じて、段ボール・包装用クラフト紙・緩衝材入り梱包袋など様々な梱包資材を利用します。
梱包は品物に応じて変えるものであるため、取扱品の多い会社では梱包資材の用意はもちろん梱包を行うことも大変です。
そのため、物流倉庫や物流センターでは梱包の代行ニーズが高まっていっています。
出庫
梱包した商品の内容や個数、納品先に間違いがないかを確認し、必要書類の用意が完了次第発送作業を行います。
最近では、手作業で一つずつトラックに積み込む方法だけでなく、コンベヤや無人配送者を利用する物流倉庫もあるようです。
出庫後は荷物のトラッキングナンバーの記録・差出人と受取人の双方が商品を追跡できるように控えておくことをわすれないようにしましょう◎
最後に
今回は、詳しく物流倉庫でのお仕事内容についてご紹介いたしました
LOGI'Qではそれぞれの業務ごとに求人情報を掲載していますので、興味のある方はぜひご覧くださいね!