【SDGs】包装に関する取り組み|LOGI'Q
みなさんこんにちは!
本日は、物流とは切っても切れない関係の包装についてです!
包装の役割や重要性、昨今のSDGsに向けて包装に関する様々な取り組みなどご紹介していきますので是非ご覧ください!
包装とは?
包装とは、「物品の輸送、保管、取引、使用などに当たって、その価値及び状態を維持するための適切な材料、容器、それらに物品を収納する作業並びにそれらを施す技術又は施した状態。」とJIS(日本産業規格)で定義されています。
包装の役割
■内容物の保護
内容物を、輸送や保管による、落下や振動などのダメージから守ったり、熱や湿気・香りなどから守ったりする役割です。
また、物理的要因からくるダメージの保護だけではなく、いたずらなどの人的要因や、酸化・腐食などの化学的要因、虫や菌などの生物的要因から内容物を守ることも含まれます◎
■輸送や取り扱い時の利便性
モノを輸送・保管するときに、包装が規格化されて適切な包装がされているとかなり効率的に作業が進み、労働環境の改善にもつながったりします。
またユーザーへの配送後も、開封しやすくリサイクル・処分しやすい規格にすることで、暮らしの質の向上が見込めますね!
■情報の伝達
モノの名前や量・成分や取り扱い時の注意などは関連する法律で表示が定められているものがあります。
また、モノの価値を高め情報を伝えるための装飾的な役割も果たしています。
持続可能な社会の実現に向けた包装に関する取り組み
労働力不足への対応
世界の人口が増加傾向である一方、日本の人口は2010年頃より減少をしており、とくに生産年齢とされる15~64歳の人口の減少が顕著です。
2020年時点で生産年齢人口は約7,400万人とでしたが、2060年には約4,800万人とおよそ4割ほど減少してしまうと言われています。
生産年齢人口が減少していく中、生産性の向上や安全で安心な労働環境を実現することはSDGs第8の目標「働きがいも経済成長も」においても言及されています。
前述のように、包装の観点からは包装資材の規格化・最適化による積載効率の向上や作業効率の向上など、安定的なサプライチェーンの構築に寄与しています!
環境問題への対応
モノをユーザーの手元に確実に届けるためには、適正包装が求められます。
適正包装のことを、JISは「省資源、省エネルギー及び廃棄物処理性を考慮し、合理的で、かつ、公正な包装」と定義しています。
つまり、モノを輸送するにあたり、その価値や状態を低下させず、かつ資材を使いすぎるような過剰包装を避けるということを意味しています。
身近なところでは、以前某有名ECサイトで1つものを買っただけなのにとても大きな段ボールで届けられた!などとSNSで話題になったりしたこともありましたが、現在では封筒タイプの段ボールで届けられるようになったりなどといった事例も思い浮かびます。
このような適正包装に加えて、循環型社会に向けた様々な取り組みをすることで、SDGs第12の目標「つくる責任つかう責任」にも対応していっています。
最後に
いかがだったでしょうか!
最近、耳にしない日はないぐらいに活性化しているSDGsへの取り組みですが、物流業界も様々な観点でSDGsに参入していっています。
SDGsに興味のあるかた、物流業界に関わってみると直接的にSDGsに関わることのできる機会も少なくないかもしれませんよ!
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